GrapeCity for Salesforce よくある質問

リリースノート v4.2.6 (2018/02/05)

この記事では、2018/02/05に公開されたGrapeCity Spreadsheet for Salesforceのアップデート(v4.2.6)の変更点を説明します。
このリリースは、GrapeCity Spreadsheetご利用のすべてのお客様に対して転送アップグレードによる自動更新で提供されます。

新機能

数式列

  • 「数式列」を使って、GrapeCity Spreadsheet上でExcel互換の数式を利用できます。使用可能な関数は325種類です。
  • Excelに似た「数式エディタ」画面で関数の用法を参照しながら入力できます。
  • 数式列からは数式を使用してSalesforceの項目列、他の数式列、ワーク列(後述)を参照できます。1つのセルに複雑な数式を詰め込むのではなく、単純な数式を複数のセルに記入し、結果を1つのセルにまとめることもできます。中間の計算結果を格納する列は非表示にできます。

ワーク列

  • 「ワーク列」を使うと、ユーザがオブジェクトごとに任意の列を追加し、そこにメモやチェックマークを保存できます。ワーク列のメリットは、Salesforceのオブジェクトにカスタム項目を追加する場合よりも手軽に使用でき、かつ組織全体への影響を限定できることです。カスタム項目の場合、その項目は組織全体で利用可能になり、最大500項目という上限を意識する必要があります。ワーク列を使う場合、特定のユーザや一時的な用途のためだけにSalesforceのオブジェクトにカスタム項目を追加することを避けられます。一時的な用途や特定の用途にまずワーク列を使用し、ワーク列の上限を超えたときにカスタム項目への置き換えを検討できます。
  • ワーク列は既定で無効化されています。システム管理者が後述の「機能の有効かと無効化」で有効化するまでユーザは使用できません。

機能の有効化と無効化

  • GrapeCity Spreadsheetの特定の機能をシステム管理者が無効化できるようになりました。たとえば、エクスポート機能を無効化すると組織内のすべてのユーザにエクスポート機能の利用を禁止できます。
  • 設定可能な機能は21種類です。
  • 「どこでもView」は属性を使用するため「機能の有効化と無効化」の対象外です。

ユーザごとの権限、プロファイルごとの権限

  • 権限設定では、システム管理者がプロファイルごと、ユーザごとにGrapeCity Spreadsheetのどの権限を許可するか設定できます。
  • 設定可能な権限は「レコードの編集」「レコードのエクスポート」「お気に入りの編集」「ビューのデザイン」「ビューの管理」の5種類です。

表示できるオブジェクト

  • ユーザがGrapeCity Spreadsheetを通してアクセス可能なSalesforceのオブジェクトを、システム管理者が指定できるようになりました。従来はユーザがGrapeCity Spreadsheetを開くと、そのユーザがアクセス可能なすべてのSalesforceのオブジェクトが表示されました。この機能を有効化すると、そのユーザはシステム管理者が許可したオブジェクトだけGrapeCity Spreadsheetでアクセスできます。

GrapeCity Spreadsheetによる管理オブジェクトへのアクセス

  • GrapeCity Spreadsheetの管理オブジェクトをGrapeCity Spreadsheetからアクセスできるようになりました。この機能はシステム管理者が異動したユーザのビューを削除する用途が想定されています。ビューの所有者の変更などは、将来のアップデートでの対応を検討しています。この画面では操作しないことをお勧めします。

数式バー

  • 「数式バー」を長文の参照や入力が可能です。長文の参照は、従来の作業ウィンドウやマウスオーバーよりもExcelに似た視線移動で利用できます。
  • Excelに合わせて名前が「数式バー」となっていますが、「数式列」の数式を表示することはできません。代わりに数式の結果が表示されます。

「どこでもView」の機能追加と修正

  • V4の新機能の追加に合わせて、「ShowFormulaBar」「AllowEditFavorite」「AllowManageView」「AllowDesignView」「AllowFormulaColumn」「AllowWorkingColumn」の6つの属性が新たに利用可能になりました。
  • もしv3で「ShowTitleBar="true"」を使用している場合、v4で同じ結果を得るには「AllowManageView="true" AllowDesignView="true" AllowEditFavorite="true"」を追加してください。
  • 「どこでもView」ではシステム管理者がこれらの属性をVisualforceページに追加するまで、ユーザは新機能を使用できません。
  • GrapeCity Spreadsheetのライセンスを持たないユーザでも「どこでもView」を表示できてしまう問題が修正されています。詳細は後述の「不具合修正」を参照してください。

その他の改良

  • ロングテキスト型の項目で列フィルターとソートを利用可能なりました。Salesforceではロングテキスト型に対するフィルターとソートが提供されていないため、この機能はGrapeCity Spreadsheetの独自の実装によるため、現在のページ内でのみ利用可能です。列フィルターとソートの状態は保存されません。ページを再読み込みすると初期化されます。
  • 選択項目(picklist)が1,000項目あるときに、ドロップダウンリストを開くのが遅い問題が改善されました。
  • 「エクスポート」や「検索」ダイアログを表示したとき、そのダイアログがオブジェクトから表示されているのか関連オブジェクトから表示されているのか区別できるようになりました。具体的には、関連オブジェクトから表示されている場合は、ダイアログのタイトルに関連オブジェクトの名前が表示されます。
  • 「デザイン」で列を並び替える際、キーボードのShiftキーまたはCtrlキーを押下しながら列をクリックして複数の列を選択できるようになりました。選択した複数の列は1クリックで並び替えできるので、従来のように1つの列ずつクリックする負担がありません。
  • 「デザイン」から列を追加する際、新たな列が現在の列の位置に挿入されるようになりました。以前は新しい列は必ず末尾に挿入されていました。
  • 「デザイン」の「選択した列」でもツールチップで項目のAPI名とデータ型を参照できるようになりました。従来は「すべての列」でのみ参照可能でした。
  • 「デザイン」で「アクション列」を追加する操作が変更されました。ドロップダウンボタンから「アクション列」を実行します。
  • 「列の設定」の「外観」タブの画面で「横位置」を使ってテキストの右詰め、中央揃え、左詰めを指定できるようになりました。
  • 「列の設定」の「条件付き書式」タブの画面で、条件付き書式のルールの順序を並び替え可能になりました。
  • チェックボックス型の項目の値が、ドロップダウンで「true/false」から「TRUE/FALSE」に変更されました。Excelやコピーなどの操作に合わせて大文字に統一されました。
  • エクスポート時のファイル名がビューの名前と同じになりました。たとえば「私の取引先」というビューでは「私の取引先.xlsx」というファイル名でダウンロードできます。
  • 長いエラーメッセージがステータスバーではなく、ポップアップ画面に表示されるようになりました。読み取りやクリップボードへのコピーが容易になります。
  • エラーが起きているレコードにステータスバーから1クリックでジャンプできるようになりました。

不具合修正

  • GrapeCity Spreadsheetのライセンスを持たないユーザでも「どこでもView」を表示できてしまう問題が修正されました。この問題をまだ認識していないユーザのため、今回の修正ではライセンスが必要である旨のメッセージボックスが表示され、「OK」ボタンをクリックして継続することで引き続き「どこでもView」は利用可能です。将来のバージョンでは、ライセンスをもたないユーザは「どこでもView」を表示できなくなります。
    メッセージボックスの内容は次の通りです。
    「現在ログインしているユーザでGrapeCity Spreadsheet for Salesforceのライセンスを検出できませんでした。ライセンスの設定について、システム管理者に確認してください。」
    ユーザにGrapeCity Spreadsheetのライセンスを割り当てると、そのユーザに対してはこのメッセージボックスは表示されなくなります。
  • Community CloudのCustomer Community Plusユーザに共有されたビューが「共有ビュー」ではなく「私のビュー」に分類されてしまう問題が修正されました。

既知の制限

  • 「数式バー」では複数行のテキストを入力できません。
  • フランス語とドイツ語のロケールでは、数式列の小数点を含む数式が動作しません。

以上

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